この質問は、交通事故治療を学びたい方へ最初に問いかけるものですが、、、

 

施術家の答えはバラバラでした。

 

その中でも多いのが

 

「A1の施術費用を纏めて請求することでしょ!」

 

がダントツです。

 

これがガイドブックを配るキッカケになっています。

 

ご存知の通り、交通事故治療では損害保険(自動車保険)に施術費用等を請求します。

 

ですから、今までの保険請求とルールが変わり、特有の暗黙ルールがあります。

 

このルールに従って、損保会社の担当者と柔道整復師との間で話(交渉)が進んでいます。

 

時折問題となるのが、このルールを無視した言動です。

 

その代表例が、「一括請求」です。

 

この一括請求は、あくまでの損害保険側のオプションサービスです。

ですが、これを誤解されている施術家も少なくありません。

 

 

 

 

第2問

あと1~2ケ月もすれば回復すると思われていた矢先に、保険会社からこのような電話が患者さんに掛かってきます。

 

「今月いっぱいで治療費の支払いを打ち切りらせていただきます!」

 

患者さんが担当者にいくら頼んでも取り合ってくれません。

 

こんな時、どうしたらよいのでしょうか?

 

さぁ、答えはでましたか?

 

 

本来は、打ち切りなどが起きない環境が良い関係性だと私は思います。

 

ですが稀に、横柄な態度をとる方がいるのも事実です。

 

確かに理不尽で荒々しい振る舞いをされると、ついムカッとくるのも分かります。

 

円満解決の鍵は、まず相手の意見や望むことを聞きだすのが効果的です。

 

その際、「ですから」「だって」「でも」といった言葉を使ってしまうと、相手を余計に怒らせてしまうことがあるので避けてください。

 

そして自信をもって対応する。

 

こうすることで、相手側は「こいつ専門知識持ってるわ~、手ごわい」と驚き、攻撃的な態度を改める可能性が高まります。

 

このように知識を知恵に変えられると、交通事故治療がもっと楽しくなると思いませんか。

 

第3問目

交通事故治療では、こんな患者さんが来院されることがあります。

 

「ひき逃げに遭いました。もう相手が逃げるなんて最悪です。。」
「相手が保険ない場合って、どうなりますか?」

 

レアケースになりますが、「相手が逃走」、「無保険車」もきっちり対処しましょう。

 

無保険車とは、任意保険にも自賠責保険にも加入していないわけですから、こなると相手側からの支払いは絶望的です。

 

こんな時、あなたならどうされますか?
治療費は、誰から、どこから捻出できると思いますか?

 

さぁ、あなたはどのような選択をされましたか?

ほとんどの治療院は、「良い施術」を持っていると思います。

 

「施術の質が悪くて困っています」とかは、ほぼないと思います。

 

困っているのは、

その良い施術をどうやって患者さんに伝えることや

損保会社に理解してもらえないことではないでしょうか。

 

その解決策はあります。

 

そのためには、自分で行動し知識を吸収するしかないでしょ?

 

その1歩目に、まず、このガイドブックを読むことから始めてみてはいかがでしょうか。